ラストロールの大きな特徴は、固形含有量の多さです。
固形含有量とは「塗布して揮発溶剤が抜けて残った防錆剤量」のことで固形含有量が多ければ多いほど、防錆剤が塗布面に残り、これが厚塗りができる柔軟性のある割れない、剥がれない皮膜を形成します。
通常の防錆剤が固形含有量30%以下なのに対しラストロールの固形含有量は60%以上を誇ります。
もう一つ、最大の特徴は「防錆浸透剤」にあります。通常の防錆処理は平面の部分のみを防錆し、合わせ面や接合部等の細部は防錆処理しません。ラストロールは平面用の防錆剤+粒子の細かい防錆浸透剤を使用することでボルト・ナットや配線・配管の細部まで防錆剤の吹き付けが可能となり一番進行が早い細部のサビを封じます。